ご挨拶

ご挨拶

日本血管外科学会理事長
東 信良

日本血管外科学会は、動脈系および静脈系疾患の診断、治療、予防、啓発などを行っている会員数3,800名あまりの学会です。National Clinical Databaseによると、血管外科医が扱う4大手術として動脈瘤、末梢動脈閉塞症、下肢静脈瘤、透析用バスキュラーアクセス関連手術が挙げられます。これらの疾患ではいずれもopen surgeryと血管内治療の二本柱が治療手段として重要となっており、その両者を巧みに操ることができる血管外科医の役割は増しています。学会では、血管内治療workshop、ステントグラフトworkshop、そしてDistal bypass workshopの3大ワークショップを運営していて、若手外科医のスキルアップと交流の場として人気となっています。サマースクールでは是非、血管外科の魅力についても体験いただければ幸いです。